先週行われた愛娘・京花の保育園の運動会。
どうしても書きたい、その一日の出来事をこちらのダソクページにアップ。
長くなってゴメンなさい!

- - - - - - - - - - 【 ダ ソ ク ペ ー ジ 】- - - - - - - - - -

前夜からカンテツであった私ですが、
早朝6時半から、 場所取りのため保育園へ。
チケット取りでもこんなことしたことの無い私。
人生初の行動に我ながら驚く。
門の前には既に数人の保護者が。
皆、手に手に新聞や本を持参していて時間つぶし。
場所取り初心者の私は、ボーっと静かに待つだけ。
・・・暇である。
あんまり暇なので方々の友人に
「暇だ・・・しかも寒い・・・」とかメールを打つと、
返信メール率がなんと100%。驚きである。
みな、仕事をしていてまだ起きていたらしい。
朝の7時である。 (芝居って、かくも忙しい仕事なのであろうか?)
「ママガンバレ!」などと返事をもらって、
ようやく「暇だ」なんてメールを打ってしまったことを反省。
仕事の邪魔してゴメン!おとなしく待つ。

植え込みの陰に先生の姿発見。
8時に門を開けるのため、待機しているのだ。
チケット予約開始日の私のような心境であろうか?
たくさん集まって並んでいる保護者達の眼孔が鋭く光る。
「あそこにいた」「いましたね」などという会話がひっそり交わされる。
もう気分はハイエナ状態の保護者達。志気が高まる。

8時、ついに開門。
恥ずかしくない程度にダッシュして、予定通り一列目をゲット。
これで良いビデオが撮れるであろう。
一週間前からのプレッシャーが引いていく。一安心。
私もいっぱしの親馬鹿ぶりである。


さてさて、可愛い園児たちの体操やお歌で幕を開けた運動会。
行事が進むに連れ、あることに仰天する。
それは、先生方のチームワークと素早さ!
先生がもしも舞台チームを結成したら、
演劇界でもトップクラスの転換野郎になるであろう。
10名程の先生が、種目ごとに
ものの1分で園庭を様変わりしていく姿は感動モノ!
運動会のプログラムを見た時は、いくらこぢんまりした園とはいえ、
「こんなにあって本当にお昼で終わるの?」と思ったけど、 納得。

まず、種目が終わり、園児退場と共に、
いつのまにかしゃがんでいた先生が一斉にダッシュして道具を片づけていく。

     

そして、それぞれの道具を手に手に、ダッシュで飛び出しスタンバイ!

     
小さな園児の為の、リレーやお遊戯を補助する白線を、
嵐のように書き上げていく。
この白線の引き方がともかく早い!笑ってしまうほど早い!早すぎる!!
しかも美しい!ワンダフル!
写真の位置につき、引きはじめるまでものの10秒足らず。スゲー!

    
ホウキとジョウロを持った先生が、
一つ前の種目の白線を消し回る。
その後ろを追いかけるように、白線の下書きの為の円を、
ヒモで人間コンパスとなった先生が走る。
それを追いかけ白線を引く先生も走る。


みるみる正確な楕円や直線の出来上がり!
複雑な幾何学模様。もはや職人芸である。
ここの先生達なら、ナスカの地上絵も
ものの3分で書き上げるに違いないと思う。

(とにかく早くて上記の写真も、 やっとのことで撮れた写真)

そうやって先生が出払っても園児達は、
おとなしく列を崩さず、ニコニコと出番を待っている。
この辺のしつけもサスガ!
しかし先生の腕はこれだけで終わらない。

下記は最後に登場する、一番年長クラスの鼓隊。
この演奏がこれまた凄くてゴックンもの!
手前にいる、ミッフィーちゃんTシャツが担任の先生。
普段から先生一人で30人もの園児をまとめているのだけれど、
この時の園児と先生の団結力は素晴らしかった!
「心がひとつ」になっている瞬間。   
     
子供たちが口パクで「1,2,3,4・・」とリズムをとっているのが分かる。
眉間にしわを寄せ、あるいは半泣きの表情で、演奏に挑む。
凄い集中力。適当にしている子もふざけている子も見あたらない。
そしてこれは、先生のファシズムで成り立っているのではない。
「怒られるから」という気持ちで頑張っているのではない。
上手にやりとげたい一心なのだ。

この演奏で感じたことが、芝居を作る時とリンクする。
ただ楽しくするのもいいだろう。
でも苦しい稽古も乗り越えて、 限界に挑戦し、
自分で自身の成長を感じられた時、ひときわイイモノが創れた時、
素晴らしい充実感と自信が溢れてくる。
前に向かって進む勇気が沸いてくる。
「ああ、なんでこんなに苦労して創らなアカンねんやろう」と
弱音を吐きたくなることがしばしばある。
でも本当は努力しないと満足した結果が得られないことも、
努力しないと感動も尊敬もされないことも知っている。

心のなかで「がんばれー」と応援してしながら聞いた。
彼・彼女等の頑張りが存分に発揮された演奏に惜しみなく拍手を送り、
・・・そうして感動の運動会は幕を閉じました。

「えんそう、どうやった?」 と誇らしげに聞く娘に、
「感動しちゃった。すごいね」と答える。
実際泣きたくなった。

「我が子の運動会だから」だけじゃなく、
「たくさんの人の頑張っている姿を見られた」ことが深く胸に残る。
しかもまだこんなに小さな子供たち。
彼らの未来への自信になればいい。